旧武家屋敷通りの西海子小路の歴史的建築物の旧松本剛吉邸に、歴史を感じ時を忘れる黒板の壁（黒兵衛）を作りました。
　それまでは、ブロック積の上に塗装を施した塀でしたが、歩行者の安全性も考え、ブロック積みの上部を壊し、小田原の森の木を使った木塀に変えました。
　また、道路の反対側は、NPO法人おだわら名工舎が、高校生と一緒に、大和塀を作りました。この大和塀は、３００人に木塀のアンケートを行った結果、一番人気が高かった木塀です。
　西海子小路の景観や旧岡田邸からの庭の雰囲気が、少しづつですが変わりました。桜の季節に行ってみてください。

＊「小田原木塀プロジェクト」は、竹広林業が行っている、小田原に木の塀を作る「まちづくり」と「地元材利用」の実証実験です。